中尾優太/MF/札幌東
俺は部員ブログが好きだ。
あゆむのように普段は冷静なやつが、心の中にある本音をさらけ出したり、
じゅんのように普段はちょけているやつが、真面目に内省していたり、
とにかく、北大サッカー部の「アツさ」が見える。
俺は、普段からアツいし、ブログもアツいものしか書けない。
だから、せめて可能な限り「アツく」書いてみる。
今年は本当にきつかった。
1年夏に手術した半月版損傷からの復帰が遅れて、リーグ開幕には間に合わず。
その後、手術によって筋肉バランスが崩れたのもあり、なかなかコンディションが上がらず、
39年ぶりの全国をかけた札大戦でも、情けない形で途中交代をし、その後、逆転負けした。
120分走り切った仲間や、応援してくれる家族や仲間、精一杯のサポートをくれた髙橋さん、信じて出してくれた岡田さん、
全ての期待を裏切り、心の底から情けなかった。苦しかった。もう同じ想いはしないと誓った。
その後少しずつコンディションが上がり、やっと自信をもった自分らしいプレーができるようになった束の間、
復帰してからずっと庇ってきた左ハムの肉離れ、及び、二回の再発。
大臣杯後に目標にしてきた、新人戦全国及びデンソーの目標は散った。
その後、意味が分からない鎖骨骨折を経て、
ああ、もう俺の身体はサッカーに向いていないのかな、とか
15年のサッカー人生で初めてなくらい絶望的で悲しい考えにも至った。
3月9日
少しおしゃれなカフェにて、打矢流星からサッカーをやめる決断をしたことを告げられた。
彼は、僕に人生で最も成長の機会を与えてくれた人物で、最も尊敬している人物でもある。
彼となら、「北大を全国へ」という大きな目標も達成できると本気で考えていた。
そんな彼からの突然の告白。
全力で止めようと思ったけど、彼の覚悟の決まった顔を見て、止める言葉は一言も出ず、
代わりに意味分からないくらいの涙が出た。
少しおしゃれなカフェの空気を乱した。
涙にはいろんな意味があると思うが、一番はもう彼と全国を目指すことができないこと、そして最後の機会だった札大戦を、あんな形で終わらせてしまったことへの後悔だった。
チャンスというのは、自分も気づかないうちに消えてしまうことがある。逃してしまうことがある。
だから、その一瞬に、1つ1つのプレーに、自分の持てる全てを捧げないといけない。
でないと、必ず後悔する。
こんなにも怪我を繰り返し、約半年の怪我からつい1週間前に復帰したばかりの今の自分にも、決して失うことがない、揺るがなき自信がある。
それはチームを勝たせる自信。
なぜだろうか。
東海でも、岩教でも、札大でも、最後には俺がチームを勝たせている姿が頭に浮かぶ。すなわち全国に行っている姿。
これは根拠などない。根拠などどうだってよい。
ただ、有言実行は得意だ。
だから、今年は覚悟を持って、
10番を背負うことにした。
今年は勝負の年。
新たな挑戦も始めたが、忙しいなど言ってる暇はない。
俺は強欲だ。やりたいことは全部やって、全部取りにいく。

