引退前1か月間の練習は本当に最高だった。学生リーグは残留に向けて勝利を積み重ね、Iリーグは良い成績を残そうとトーナメントを戦う。チームが上手くいっている中で(すべてがうまくいっているわけではないが)最後の1か月全力でサッカーを楽しむことができた。
今までのサッカー人生を振り返ってみると、よく大学まで続けられたなと思う
競争が苦手で負けず嫌いではない性格はサッカーに合っていなかった
小学生のころ友達に誘われ入ったサッカーチームでは、試合になると性格が豹変する友達についていけずスタメンで試合に出られることはほとんどなかった
中学で入った部活は、他校と合同チームを作ったり、ほかの部活から助っ人を借りなければ大会に出場できないほどの弱小校であった。生ぬるい環境で競争のないチームで楽しくサッカーをしていた
高校の部活は部員数が50人を超えるそこそこの大所帯だった。そんな中チームの競争についていけず、どうやったらAチームで出られるのかに向き合わないでサッカーをしていた。結局最後までやりきらず途中でやめてしまった
大学に入学して何をやるのか迷ったが、自分がサッカーに向き合ってないことに気づきもう少しやってみようと思った。
1年目 結局なあなあでサッカーをやる
2年目 なんか上手くいって自信をつける
3年目 また競争についていけず、しかしIリーグBの試合に楽しみを見出す
4年目 トップで出ることは厳しい、でも下のカテゴリーで試合に出ることはあきらめず何か結果が残せればいいなと思いあがく
下のカテゴリーのチームの主体は後輩だった。そのため自分の役割はチームの雰囲気良くすることと、自分のプレーに専念することだけだった。
試合に勝つことができ、チームもいい雰囲気で終わることができた。
最後まで楽しくサッカーをさせてくれた後輩には本当に感謝している。
みんなありがとう
常盤昌樹