永田淳(2年/D,M(?)F/修道高校)
北海道大学サッカー部、新2年の永田淳です。
主にシーズン終了後の自分にフォーカスしてブログを書いてみました。
2025年シーズンのラストマッチ。新人戦の3位決定戦でゴールを決め、勝利で締めくくったあの瞬間、自分の中には確かな手応えがあった。シーズン最後の1ヶ月、コンディションは間違いなく上向いていて、新シーズンへの希望に満ち溢れていた。
しかし、その後の自分を待っていたのは、長く暗い停滞期だった。
シーズンオフから始まった屋内練習。外のピッチとは違うサイズ感や慣れない床の感覚に、どこか言い訳を探していたかもしれない。軽い怪我を何度も繰り返し、気づけば対外試合のメンバーから自分は外れ続けていた。期待していた旧帝戦も、軽い怪我を負ったためピッチに立った時間はわずか。結局、自分にとっての旧帝戦は関西観光がメインになった。
その一方で、同期たちの躍進は目覚ましかった。多くの仲間がAチームの舞台で躍動し、さらに目を外に向ければ、修道時代にCBでコンビを組んでいた阪大の友人は、相変わらずクレバーなプレーを見せつけて全勝無失点優勝という素晴らしい結果を残していた。
自分は焦りばかりが募って、旧帝戦後の練習でもやはり空回りしていた。
「周りとの差が、どんどん広がっていく」
そんな隠しきれない焦燥感を抱えたまま、
2026年シーズン開幕前、最後のオフを迎えた。3月末に実家を引き払うことになっていたため、広島へ帰ることが決まっていた。「地元の友達に会えるのも、これが最後かな…」そんなことを思いながら新千歳空港の搭乗ゲートで広島空港行きの便を待っていた時、画面に飛び込んできたメッセージが、自分に衝撃を与えた。
「打矢さんが退部することになりました」
打矢さんは、間違いなく北大サッカー部に革命を起こした人だ。新たな制度を次々と導入し、北海道選抜に名を連ね、ピッチ外では起業もして多方面に人脈を広げる。まさに部の「顔」であり、私が北大サッカー部への入部を決めたのも、新歓で彼の話を聞き、圧倒されたことがきっかけだった。
大きな柱を失ったという喪失感でフライト中の2時間が、あまりにも長く、重く感じた。ふと横を見ると、隣の席の人は静かに本を読み、後ろの人は資格試験の参考書を広げている。目的地へ向かう機内という限られた時間ですら、自らを高めるために使っている人がいる。その光景を目の当たりにしたとき、自分の中に一つの問いが浮かんだ。
「自分は、サッカーに対して真摯だっただろうか」
屋内練習だからと環境のせいにし、空いた時間があってもトレーニングに充てるわけでもなく、ただベッドでゴロゴロして過ごしていた気がする。自分とライバルたちの差が開いていった理由は、あまりにもシンプルで、残酷なほど明白だった。
広島に戻ってからも、追い打ちをかけるような刺激があった。
後輩が広島県選抜として平和祈念の国際ユース大会に出場したことを知った。
チームメイトたちの活躍を知るたびに、自分と比べてしまい胸の奥で焦りを感じる。
しかし、この焦りが、今の自分に必要な起爆剤だと思う。
「昂揚」
4月になれば新入生が入り、北大サッカー部には新しい風が吹くだろう。絶対的な存在だった打矢さんが抜けた今、今年の北大が勝負の年を迎えるのは間違いない。去年はみんなから刺激をもらってばかりの立場だった。
でも、今シーズンは違う。
次は自分が、ピッチ上のプレーで、戦う姿勢で、そしてピッチ外の振る舞いで、チーム内外の仲間に刺激を与える存在になる。
18年間住んだ実家を引き払う日
すっからかんになってしまった実家同様に、自分の心にも一区切りついた。
心はすでに北大の(土)グラウンドにある
新シーズンが、待ちきれない
#15永田淳
#4年目、卒業祝えなくて申し訳ないです
#広島出身の新入部員大募集中

