山田悠貴(1年/DF/逗子開成高校)
昔から「人と同じ」が嫌だった。自分の道を貫き通すのが正しいと思ってた。
親には一生反抗期だし、理系では類を見ない生物世界史選択である。(お母さん、ごめんなさい)
いわゆる、あまのじゃくってやつだ。
そんなことで多くの損をしてきた。
選択した科目には後悔はないが、受験直前期はみんなが死にものぐるいで猛勉強している傍ら自分はあまのじゃくになりそんなに勉強しなかった。思えば中学受験も失敗している。
高校のサッカー部ではキャプテンを務めていた。自分の性格ゆえ、部員と何度も衝突した。それもあって入部当初14人いた自分たちの代は気づけば6人になっていた。それでも頑張りチームの目標としていたところまでは行けたが、今でもどうすれば14人全員残って高みを目指せたかと考えてしまう。
でも、サッカーをしている時だけ自然と素直になれた。ただサッカーが楽しかった。そして、サッカーが自分にとって1番だということも知っていた。
だから大学でもサッカーをやろうと決めていた。
北大サッカー部には志が高く、うまい先輩や同期がたくさんいる。この環境で自分を高められると確信した。
そんな場所にいるからこそ、ここで宣戦布告したい。
同期に。ポジションが被ってる先輩達に。紅白戦で対峙する先輩達に。岩教、札大に。全国1回戦の相手に。そして自分に。
俺が勝つ。俺たちが勝つ。
今はまだ先輩や同期の足元にも及ばないけど、これから謙虚に直向きに、絶対全国1勝を取りに行く.
#82 山田悠貴