後悔はないか?

畠山基(3年/DF/FCトリプレッタY)

北海道大学経済学部3年目の畠山基です。

部員ブログの投稿開始から3週間ほどが経ちました。
みんなのブログに目を通すのですが、「ちょっとみんなブログ書くのうますぎ」とリトルハタケヤマが言っております。そんなことはさておき、本題に入っていきましょう。

“7月27日学生リーグ後期第2節 北海学園戦”
この試合は、チャンピオンリーグ進出のために絶対に落とせない一戦だった。
だからこそ、アップの段階からチーム全体に気合が入っていて、「圧倒してやろう」と全員が思っていたはずだ。
しかし、試合が始まると北海学園独特のゆるい雰囲気に呑まれてしまった。
ヨッシーの“スーパーゴール”で先制するも、すぐに追いつかれてしまう展開に。
前半42分、自分が相手の前に入ってヘディングクリアを狙った瞬間、相手の体がぶつかり、ジャンプし損ねて足首を捻った。

これまで経験したどの捻挫よりも痛く、人生で初めて担架に乗ってピッチを後にした。
試合中にもかかわらず、OBの椋さんが病院まで連れて行ってくれた。
正直、「ただの捻挫だろう」と軽く考え、2週間くらいで復帰できると思っていた。
車の中では、ずっと北大サッカー部のInstagramを眺めていた。
試合は、その後のなとかなのゴールで勝利。まずはひと安心だった。
病院に到着し、MRIを撮ってから診察。怪我直後ということもあり、診断結果は後日の診察に持ち越された。
家に帰って足を見ると、靭帯に沿って広がった内出血に驚いた。
2日後、再び病院へ行き、診断結果は「靭帯断裂」。手術の選択も迫られた。手術は痛そうだったからやめた。

2週間の安静、3週間のリハビリを経て9月中旬に復帰した。リハビリの間に軽く走っていたため、体力的な不安は少なかった。
しかし、左足に強い力を入れるとまだ痛みがあり、ジャンプ力も落ち、インステップキックも思うように蹴れなくなった。完全に戻りきらないことを悟った。体が思うように動いていた時期に、もっともっとサッカーに時間を費やしておけばよかったと後悔した。

この2年間、シーズンの途中で怪我をして長期離脱することが続いた。
今年も、就職活動などで思うように参加できない時期があるだろう。
怪我、就活、院試――大学4年間でサッカーに打ち込める時間は限られている。
自分に残された時間はあとわずかだ。
後悔しないようにとことんやってやろう、まずは5月17日“戦うよ”。

#2 畠山基

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