吉田衣玖(2年/MF/札幌東高校)
2年目の吉田衣玖です。ポジションはサイドハーフです。ブログ頑張って書いたのでよかったら読んでください。
今年に入って、自分にとっての「部活」が少し変わった。
去年、高校から続いていた怪我を治すのに手術をして、リハビリしてってやってたらあっという間に時は過ぎてしまい、練習に参加できる頃にはもう2024年は終わっていた。だから、去年1年間は練習に行ってもただ見てるだけ。けれど、不思議とサッカーがしたくてたまらなくて辛くなるとか見てるだけなのがキツいとかそんなことはなくて、部活のみんなと仲良くなっていけることで満足だった。たぶん自分は楽観的な人間なので、サッカー部っていうコミュニティに居られるだけで楽しかったんだとおもう。
そんな自分でも、疎外感は覚えていた。どこか他人事。部活は、サッカー部が練習しているわけであって、このサッカー部に自分は入っていない。同学年がプレーの話をしていても、練習に参加していない自分がそれについてこうなんじゃないかって口に出すのはなんか違うんじゃないかって思っていた。
今年の1月から、本格的に練習に復帰し、自分にとっての部活は、自分の参加するものへと変わった。サッカーボール、屋内練習場、自分にとって周りの環境は去年とは全く違うものに変化した。だから、当然自分の内面も劇的に変化するものだと思っていた。けれどあまり変わらなかった。まだ、サッカー部の練習に自分が加わった、と思ってしまっていた。自分はサッカー部の一員であるとすぐに認識を変えることは難しかった。当事者意識、自分に足りないものだと気づいた。
自分が上手くなるとか以前に、意識を変えなくてはと思った。内面も成長し、今年と去年では、自分にとっての「部活」が大きく変わったと言えるように。
#24 吉田衣玖