もっとアツくなりたい

横山賢(2年/GK/渋川高校)

こんにちは。
2年目の横山賢です。ポジションはGK、出身は群馬県の渋川高校です。頑張って書きました。温かい目で見てください。

大学生になり、今までより圧倒的に時間と自由が与えられた。だから最初はサッカーなんかする気はなかった。しかし、入学して2ヶ月程で気が変わり、サッカー部に入部することに決めた。みんなより少し遅れて入部したし、知り合いは一人もいなかったので馴染めるかは不安だったが、そんな心配は必要なかった。

サッカー部に入部してから1番驚いたのはみんなの熱量だった。隙間時間があればグラウンドやトレセンに行ってトレーニングをし、練習以外でもサッカーの話をする。みんな本当にサッカーが好きなんだなと心底感じる。そしてみんなは「勝利」にこだわる。練習のミニゲームでさえ、勝ち負けにとことんこだわる。今までのサッカー人生で、すっかり負け癖がついてしまっていた自分は、勝つことよりも活躍することの方が楽しかったし嬉しかった。試合で活躍出来れば満足であったため、上のカテゴリーで試合に出たいとは思っていなかった。しかし、新人戦のvs札大戦を経験し少々自分の考えは変わった。この試合の北大のメンバーはトップチームで試合に出ているメンバーが多かったし、相手も強敵であった。したがって、当時の自分史上1番ハイレベルな試合を90分間体験することになった。

試合中は今までに感じたことの無い高揚感を感じた

ピッチに充満する圧と熱

一つ一つのプレーに責任が伴い、それと共に価値が宿る

一言で言うととにかくアツかった。

試合には負けたが、もし勝つことができていたら最高に気持ちよかっただろう。

もっと高いレベルの試合に出たい。あれ以上のアツさを経験したい。そして勝ちたい。この試合を経験し、そう思うようになった。

そのためには何かを犠牲にしなければならない。
それが時間なのか遊びなのかは分からない。
今思うと、サッカー部に入っていたから経験出来たこともあるし、サッカー部に入っていたから経験出来なかったこともあった。
ひろきくんの留学の話や、たかひとの休部、たいせいの夢など、みんながただサッカーをしているだけではないことを知り、色んなことを考えるようになった。
では、果たしてサッカー部に入った自分の判断は正解なのか不正解なのかどっちなのだろうか。
答えはどっちだっていい、である。この選択が不正解であったとしてもそれは無意味を意味しないからだ。
今は最高の仲間たちと出会えたこと、そしてサッカーができているこの環境に感謝している。

サッカー部に入って2年目になる。
時間が経つのがとても早い。
だからこそ2年目は1日1日を丁寧に過ごしたい。
部活がある日もない日も関係なく。
自分自身と向き合い続け、コツコツと着実にレベルアップしていきたい。

PS:大沢、楽しかったよ。ありがとう。やってるゲームとかポジションとか、共通点が多くて、気の合う友であり、好敵手でした。函館行ってもたまには顔出してね。コバ、しんのくん、お世話になりました!2人とも優しいし、面白い、とても尊敬できる先輩でした。今年はいっぱいメシ行きましょう!

#31 横山賢

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