ブログでははじめまして。2年目2年の辻野です。
ついこの前まで新入生ヅラしてたのにいつの間にかフレッシュな後輩が入って一段とにぎやかになりました。初めて札幌に来たのは10ヶ月前ですが、昨日のことのように感じられます。新入部員のみんなよろしく。
さて、長い自粛期間を抜けて、桜の季節となり、待ちに待ったリーグ戦が始まろうとしている中、突きつけられた
「全治2ヶ月」
頭の中にあるのは
こうしている間にもチームメイトやライバルが成長していくことへの焦燥感
元通りプレーできるのか、再発しないのかという恐怖感
そして自分への怒り
不甲斐ない昨シーズンの悔しさに加えてこのザマです。
ネガティブな感情にがんじがらめにされていますが、果たして僕は不運なのでしょうか。
シェイクスピアの『オセロー』にこんな一節があります。
「過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ」
現状を受け止め、悲観するのではなく、怪我前よりもパワーアップした状態でプレーすることをイメージし、ポジティブなマインドに切り替えました。
グラウンドでプレー出来なくても他に出来ることはたくさんあります。さらには普通にプレーしていれば出来ないことに取り組んだり、気づけないことに気づくことができます。
もう焦りもしないし、他人とも比べません。大切なのは垂直比較。
不運なんてことはあり得ません。もはや成長しかできない僕はラッキーボーイです。
ケガしてよかった。
学生リーグ、アイリーグともに延期することが決定しました。開幕に向けて照準を合わせてきたチームメイトには申し訳ないですが、確実にこれは僕にとって追い風です。
そして最後に、
こんな状態になっても普段通り接してくれる同期、自身の経験に基づいたアドバイスをしてくださったり親身になって声をかけてくださる先輩方に囲まれた自分はとんでもなくラッキーボーイです。
感謝しかありません。
ではまた。
# 29 辻野裕大