サッカー部で迎える三年目のシーズンも気づいたらもう終わり。
時を経て流石に入学時より少しは精神的に成長もしたし、なにより周りの人への感謝をしっかりと実感するようになったと思う。
正直自分が出す結果だけにこだわってきて、周りの人は特に関係のないもんだと考えてこれまでサッカーをやってきた。けど今年１年これまでより多く試合に出れて、後輩もいっぱいできてサッカーはそんな単純なものではないんだろうってなんとなく感じた。振り返ってみれば公式戦でゴールを決めたそのものの気持ちよさより、そのあとみんなと抱き合ったり喜んだりする瞬間が何よりも幸せだった。結局自分がいままでサッカーで得てきた喜びやこれから追求していくことは一人ではつかめないものなんだろう。こんな割と普通のことを大学生になってようやく気付けた。
そう考えると大学で自分が楽しめてきた環境は非常に恵まれてた。
いろんなこと教えてくれた先輩たち。感謝。
下からぐいぐい押し上げてくれる後輩たち。感謝。
んで共に刺激しあえる年目の皆。感謝。今年も頑張ろうね。
そしてなによりクソみたい金かかるのに北海道でサッカーやることを許してくれる家族。本当にありがたい。
あとまあこれ以外のたくさんの人の世話にもなってる、はず。こういう人たちに自分がサッカーをすることでなんかしらの良い影響を与えることが出来れば自分の約１５年のサッカー人生も少しは意味のあるものになるかな。
今年も変わらず自分が結果を出すことにはこだわるけどそれだけじゃない、その先に広がるもっと楽しく心躍る瞬間を少しでも多く感じて、それをみんなと分かち合えるように頑張っていきたいと思う。
＃34 大河内駿