次のステージへ

森雅仁/Team staff/小樽潮陵高校

雪が解けるこの季節があまり好きではない。別に雪が好きなわけではないが、新しい何かが始まるこの時期に、どこか不快感を覚えてしまう。

大学に入り、「いろいろなことにチャレンジすることの重要性」を何度も言われてきた。教養科目の授業でも同じことを言われたのを鮮明に覚えている。そこで、特にやりたいこともなかった自分は、とりあえず手当たり次第にいろいろなことに挑戦してみることにした。ここでは、その中でも印象に残っているものを振り返りたい。

JPTSA(日本理学療法学生協会)。
1年生の11月頃に加入した。受験が終わってからというもの、何に対してもやる気が出ず、気づけば成績も振るわないまま前期が終わっていた。「後期こそは何かに熱中したい」——そんな思いで飛び込んだのがきっかけだ。全国のイベントに参加し、多くの人と関わった経験は、自分にとってかけがえのないものになった。気の合う仲間に出会えたことも、大きな財産だと思う。

新渡戸カレッジ。
2年生になり、チューターというものをやり始めた。周りには本当に優秀な人が多く、日々刺激を受けている。友人や先輩にも恵まれ、充実した時間を過ごしている。当初は「なんとなく留学できたらいいな」という軽い気持ちで入校したが、結果として社会で役立ちそうな学びを多く得られていると感じている。

サッカー・フットサルの審判。
これが自分にとっての大きな軸だ。昨年度、サッカー2級審判員の資格を取得した。大学生活の中で必ず達成したい目標だったので、念願の昇級だった。
1年生の頃には、試合中に5、6人に囲まれて激しく抗議されたこともあり、「もう審判なんてやめてやろうか」と思ったこともあった。それでも、審判の面白さや、間近でレベルの高いプレーを見られる魅力はやはり大きい。
また、北大サッカー部で驚いたのは、「審判やってくれてありがとう」と声をかけてくれることだった。これまで文句を言われることに慣れていた自分にとって、その一言はとても新鮮で、大きなやりがいにつながっている。
これは、決して試合とか練習とかで文句を言わないでくれっていう意味ではないですよ。疑問とか納得いかないことがあったら、ぶつけてくれたほうが助かります。高いレベルに行けば行くほど、たくさん文句を言ってくるという話も聞いたので...

こうして振り返ると、これまでやってきたことは、どれも中途半端だったようにも思う。
挑戦してきたこと自体に後悔はないし、多くの学びも得られた。これらのチャレンジは、絶対に無駄ではないことは確信している。
しかし、その「中途半端さ」によって迷惑をかけてしまった方々がいるのも事実であり、その点については申し訳なく思っている。
本来であれば、「今年度も新しいことに挑戦し続ける」といった前向きな言葉で締めくくるべきなのかもしれない。だが、今の自分はそうは言えない。
今年度の目標はただ一つ。
目の前のこと一つ一つに、全力で取り組む。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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